読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アントレプレップ(複業起業準備)

5年で9割の会社がなくなります。9割に入りたくなければ、準備をしましょう。

【未来(ミラクル)書評】People Get Ready(未来に備えろ) 著者:Robert W. McChesney, John Nichols

アントレプレップ(起業準備)代表 ユジョンです!

f:id:entreprep2:20170226005741p:plain

 

これから月曜日は

呉宮はじめ君に変わって

 

カルフォルニアの大学で学び、
アメリカ人よりも発音がキレイと言われる
私、アントレプレップ代表ユジョンが

 

洋書の書評を担当します!

 

記念すべき第1回

 

今日ご紹介する本はコチラ

 

People Get Ready: The Fight Against a Jobless Economy and a Citizenless Democracy

 

本書は

アメリカで現在大きな問題となっている

技術革新がもたらした

多くの失業に焦点を当て

 

国に頼るのではなく、

 

国民一人一人が

自分の足で立ち上がる必要性があることを

強く訴えかけています。

 

もちろん、フォーカスは米国ですが

日本も、全く無視できない内容です。

 

アメリカが今直面している問題は

必ず日本に訪れます。

 

 テクノロジーの成長で失われる雇用

やはり大きな問題は

テクノロジーの爆発的な進化成長のスピードが

影響を与えています。

 

作業効率が上がり

生産性が上がるといったアップサイドがある反面

 

多くの人の職が奪われているといったダウンサイドが存在します。

 

Googleの会長

エリック・シュミットも

2014年のWorld Economic Forum (世界経済フォーラム)で

 

近い未来、コンピューターやオートメーションに

多くの仕事を任せることになっていて

人の手が必要にならないといった

 

危険性を訴えています。

 

f:id:entreprep2:20170307002410j:plain

 

本書の中では

わかりやすい例として

1964年のAT&Tと現在のGoogleを比較しています。

 

 

AT&Tとは、米国最大の電話会社で

当時(1964年)の企業価値は2670億ドル

従業員数は約76万人を抱えており

 

アメリカで最も価値のある企業として有名でした。

 

日本でいうところのNTT的存在です。

 

電話、ネット、テレビ、ほぼ全てを牛耳っています。

 

ユジョンもお世話になってました。

 

 

一方みなさんもご存知Googleは

2015年時点で企業価値4300億ドル

米国で2位に位置していますが

 

Googleの従業員数は

 

当時のAT&Tのたった7%

5万5千人しかいません。

 

しかも展開している事業の数では

Googleが圧倒的に多い。

 

この数字が物語るのはもちろん

 

技術革新による、作業効率の大幅な上昇方よって

人員が削減できているというアップサイドですが

 

ダウンサイドとしては

労働者の機会を損失しているという見方も取れます。

広がり続ける格差

こうした作業の効率で得をするのは誰でしょうか?

 

イギリスの週間新聞「エコノミスト」誌によると

 

技術革新から得られる恩恵のほとんどは

資本家や富裕層たちに流れている。

 

現在

アメリカでの経済格差は20〜33%まで広がっていて

 

2013年には、大企業のCEOの給与は、一般の社員の300倍

といった格差が生まれている。

 

この本では

 

これらのテクノロジーの進化による失業や

広がり続ける経済格差の問題を

 

政治的な観点から解説しており

 

米国全体においての

民主主義の考え方について

見直すことが必要だと主張しています。

 

しかし

ユジョンがこの本から読み取った

日本人も知っておくポイントは

 

政治に頼る解決策ではありません。

 

冒頭でも述べたように

 

アメリカが今直面している危機は

日本も近い将来必ず直面します。

 

そんなアメリカで今ムーブメントがとなっているのが

サイドハッスル=複業です。

 

企業や国に頼るのではなく

 

メインの収入源を確保しながらも

 

自分の好きなこと

興味のある分野で、複業をして

 

別の収入源を確保する考え方が

 

20代30代を中心に広まっています。

 

現在アメリカでの失業者数は3000万人

全国民の約10分の1が、職を失っている状況です。

(ちなみに、日本の完全失業者数は2017年1月時点で197万人)

 

 

日本でもすでに

AIの導入によって従業員を解雇した企業なども出てきており

 

思っている以上に近い将来

 

現在のアメリカが経験している経済状況を

経験することになります。

 

そんな危機に直面した時に

 

ではもう遅いですよね^_^;

 

 

こういった

輝かしい技術革新の裏に潜む

影の部分の問題点と

 

国として、国民として

どう立ち上がるべきか

 

を解説している本です。

 

内容的にかなりズッシリした内容ですが

 

今後の日本の未来に備えるためには

 

読んでおくことをオススメします。