アントレプレップ(複業起業準備)

5年で9割の会社がなくなります。9割に入りたくなければ、準備をしましょう。

【書評】HARD THINGS (ハード・シングス) 著者:ベン・ホロウィッツ

はじめてみよう!やってみよう!出来ることは必ずあるからさっ!』

挑戦し続ける20代の応援団長

アントレプレップ(起業準備) 呉宮はじめです!

 

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起業に役立つ本を毎日読んで書評のコーナー

 

今日紹介する一冊は

HARD THINGS

著者:ベン・ホロウィッツ

HARD THINGS (ハード・シングス)

日経BP社)

 

この本は、他のビジネス書が描くような

「起業」の明るい部分ばかりではなく

 

起業することで、立ちはだかる様々な困難に関して

著者ベン・ホロウィッツの経験をベースに

 

起業するとはどう道をあゆむと言うことなのかが

リアルに描かれています。

 

5年先もはっきりと見えない今の時代。

 

いつ何が起こってもおかしくない中で

起業家にとって、彼の教えは、すごく役に立つと思います。

 

ここではそのいくつかをご紹介

 

 

人を大切にする

著者は、自信がもっとも大きく改善したことに

 

"前向きになりすぎるのをやめた"

と書いています。

 

常にポジティブでいるとは

 

失敗があっても、業績が悪くても

 

悪いニュースは極力出回らないようにし

いいニュースだけを社員に聞かせていた。

 

これは決して、嘘をつくという意味ではないが

ネガティブな空気を流さず

 

ポジティブな空気を流し続けることで

社員のモチベーションをあげようとしていたのですが

 

 

かえってそれが裏目に出て

社員からの信用を失う結果になります。

 

 

著者は

健全な会社を創るためには

 

失敗を恐れない

 

ではなく

 

失敗を隠さない

問題を筒抜けにさせる

 

これが重要だと説きます。

 

 

問題が正確に、スピーディに共有できれば

それだけ、解決までの時間も短くなる。

 

そんな著者は

社員の働き安い環境

 

と言う点に、最も気を使うそうだ。

 

会社が働きにくい場所になってしまえば

 

どれだけいいサービス、製品を持ってようが

どれだけ素晴らしい業績をあげてようが

 

意味をなさないと著者は考える。

 

苦闘を愛せ

これは、著者の言葉でもあります。

 

あのスティーブ・ジョブズも

マーク・ザッカーバーズも

 

必ず、幾度となく大きな苦闘を経験しています。

 

 

会社が常に順風満帆なんてことは

 

滅多にはありません。

 

 

日々、起業家と接する機会の多い

 

ベン・ホロウィッツも、様々、苦闘している起業家を見てきたはずです。

 

 

そんな著者は、苦闘を

 

『偉大さが生まれる場所でもある』

と定義します。

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苦闘を乗り越えてこそ見える景色がある

 

苦闘を乗り越えたから、成長できる自分がいる

 

まさにこのことですね。

 

 

だからこそ、起業家を目指すのであれば

 

"苦闘を愛せ"

 

著者が、本の中でもっとも強調したかったコトバではないでしょうか?

 

このように

よくある、成功話や、成功ノウハウが描かれている

ビジネス書(自己啓発系)の本に比べると

 

かなり異質の本ですが

 

起業ブームの今

起業する人が多いからこそ

 

こうやって現実を教えてくれる本が

とても重要だと、読みながら強く感じました。

 

 

最後は、数々のどん底を見てきた著者のコトバで終わりたいと思います。

 

本当に難しいのは、大きく大胆な目標を設定することではない。
本当に難しいのは、大きな目標を達成しそこなったときに社員をレイオフ(解雇)することだ。

本当に難しいのは、優秀な人々を採用することではない。
本当に難しいのは、その優秀な人々が既得権にあぐらをかいて、
不当な要求をし始めたときに対処することだ。
本当に難しいのは、会社の組織をデザインすることではない。
本当に難しいのは、そうして組織をデザインした会社で人々を意思疎通させることだ。
本当に難しいのは、大きく夢見ることではない。その夢が悪夢に変わり、
冷や汗を流しながら深夜に目覚めることが本当につらいのだ。